ふと見上げるとそこには常に空がある。
プリンシパルホームと建築家・高松伸とのコラボレーションによる新たな住宅の提案です。
「ふと見上げると空がある。人は空の下に生きている」
空をテーマにした住宅造りは、新たなライフスタイルの
提案とともに深化を重ねてきました。
法律上許される限りの規模のスカイウェルを中心にその周りを全ての部屋が取囲む一室空間を形成。全ての部屋の隅々まで空が入り込み、暮らしが常に空と共にあります。
このおおらかな間取りは、これからここに住む人が家に託す思いや家族の成長と共に変化する家族の有り様を受け入れられる融通無碍な能力を持ち合わせています。
スカイウェル(空の井戸)を核として、
周りの部屋が1室空間となったワンルームハウス。
小規模な土地でもスカイウェルが四季折々の変化を映し出す空と繋がり、豊かな広がりを暮らしにもたらします。
スカイウェルを中心に回遊性が生まれる事で面積以上の広がりやゆとりが生まれ、生活シーンに彩りをもたらします。
黒は夜の風景、青のラインは昼の風景を象徴しており、全ての時間に対して存在感を示すエクステリア。シンメトリー基調は、家は人が生まれ育ち、死んでいく「神聖な場所」であることを暗喩しています。
まるで現代の「社」のように、豊かに育った町に控えめに現れ、これからの町の姿の一部となって行くことでしょう。