日本泳法

私は決して真面目にジムに通うタイプではないですが、どこにいても一応ジムの会員にはなっております。私が感じるアメリカのジムと日本のジムの一番の違いは、アメリカだと何かとフレンドリーに声を掛けられることです。例えば私は準備運動で、元広島カープの前田健太選手の“マエケン体操”をしているのですが、この腕の動きは何の動きだなどと声を掛けられます。その度に、ジークンドーの打撃練習だとか、忍者のストレッチだなどと適当に答えております。

マエケン体操以外に私がジムで他の人と違う動きをしているのは泳ぎです。楽に長距離を泳ごうとしていたら、私は日本泳法に辿り着きました。我流で二重伸しや諸手抜きと言われる泳方を練習しております。その泳ぎ方をしていると横泳ぎで顔が水面の上に出ておりますので、プールサイドの人と目が合ってこれは何の泳ぎ方だなどと突っ込まれることも暫しございます。そんなある日、身長190センチ強のごつい25歳くらいのお兄さん二人が声を掛けてきました。当然私は変な泳ぎ方だと言われると思っていたのですが、彼らは丁寧な口調で“あなたは海軍のOBですか”と聞いてきました。彼らは海軍に所属したばかりで、米海軍式長距離泳法を学び始めたとのことでした。どうやら、彼らの説明によると米海軍の長距離泳法が日本泳法に似ているようなのです。米海軍式泳法を学び始めた彼らは、私にアドバイスを求めてきたというわけです。もし、どなたか米海軍式の泳法に日本泳法が取り入れられているのかご存じの方がいらっしゃれば、是非教えてください。
クロールなどの海外泳法が日本では一般的に広まっておりますが、競泳競技をしない限り、水難事故対策や実生活を考えると日本泳法の方が有益に感じます。日本式の伝統的な走り方や泳ぎ方などを新たに研究し直して、楽に走ったり泳いだりする方法を誰か研究してくれないでしょうか。私は個人的に江戸の飛脚の走り方と言われる難波走りでフルマラソンに参加しようかなと思っております。