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シカゴ支社コラム 2026/06/18

シカゴサウスサイドのラーメン事情

近所のスーパーの総菜コーナー

日本食ブームと言われて久しいですが、日々こちらで暮らしていて感じることはブームというより一部の日本食が完全にローカルに根付いているということです。こちらの写真は、近所のスーパーの総菜コーナーですが、ほぼ全ての弁当が日本食です。特に日本食であることを強調していないところが、ローカル化されたことの証明ではないでしょうか。シカゴ市内にはたくさんのラーメン屋があるのですが、数件の日本人経営のお店を除いてほとんどのお店は中国人オーナーです。中国人オーナーのところは無難な味で、特に食べたいとは思わないが不味くはないというのが概ね日本人の感想になるかと思います。そんな中、1軒アメリカ人経営で日本人にはとても食べられる代物ではない人気ラーメン屋もあります。ここで店名は申しませんが、シカゴでラーメン屋に入られる際は日本人による口コミを参考にしていただければその店を避けることはできます。
アメリカ人の場合、日本人の様にぱっとラーメン屋に入って、サクッと一杯食べて店を出るというスタイルは馴染まないようです。日本人経営のお店でも、サイドディッシュを充実させてある程度の時間を過ごせるような工夫がされております。大きなお世話だとは思いますが、長々と話しながらラーメンを食べている方を見ると、麵がのびて美味しくないのになどと思います。また多くの方がテイクアウトするのですが、ラーメンほどテイクアウトに不向きな食べ物もないのにとも感じます。

サウスサイドに近々オープンするAFRO RAMEN

我々がビジネスをしているのは、シカゴ市の南部で90%以上の住民がアフリカ系アメリカ人というエリアです。そんなエリアでも最近ちらほらとラーメン屋が出来始めております。ついこの間までは考えられなかった事態です。2枚目の写真のお店はサウスサイドに近々オープンするAFRO RAMENというお店ですが、BARも充実しているようで、サクッと食べるラーメン屋ではなさそうです。

この地域の新しいお店のオーナーはメキシコ系の方が多いようです。中国系のお店よりも、その場で作っている感は強く、豚骨などもお店で長時間煮込んでいるようなキッチンが目に入ります。3枚目の写真のお店は最近オープンしたTNTラーメンというお店ですが、アメリカとしては珍しく昭和の醤油ラーメンみたいな商品も提供されています。

最近オープンしたTNTラーメン

ラーメンときゅうりのセット

このラーメンときゅうりのセットにドリンクがついて、チップ込みで3000円強といったところです。値段を考えなければ、十分満足です。味は十分ですが、外食はゆっくり話をしながらという習慣、一人でレストランに行きにくいからテイクアウトする習慣、ラーメンとの相性はどうでしょうか。昨今このエリアも個人経営のレストランが減ってきているので、なんとか頑張ってもらいたいところです。