農地解放と相続について
2010年7月3日 8:12 PM | カテゴリー:過去記事 | 投稿者:プリンシパルホーム
お家の事や町田の地域の事ではない内容かつ私見である事を容赦下さい。
先日、週刊ダイヤモンドにて「コンビニ農業」と言うテーマの特集がありました。
某居酒屋チェーン店経営の農場の話や、貸し農園等々とても興味深いこれからのあり方を考えさせられる内容のものでした。
1次産業が見直される中で、昨今自給率と言う言葉を耳にする事が多いかと思いますが、若者をはじめとして、農業に従事する方が増えている様です。こ の事自体は現在の雇用情勢、環境問題等を考える上で素晴らしい事であり、自分自身も将来その様な暮を考えたりする事もあります。
商売としての農業、生きがいとしての農業、自給自足の為の農業、色々と位置付けはありますが、気付いた事がありました。(思いこみですが・・・)
上記の雑誌に従事する方はいわゆる「小作人 」であると言う事です。第二次世界大戦後農地解放(改革)により小作人が大幅に減ったにもかかわらず、60数年経った現在また増えてきています。
これはどういう事なのでしょうか。当時(1947年頃)色々な思惑の中で農地は解放されたはずです。しかしながら現在の状況であります。たくさんの要因により、今の状況はありえると思いますが、そのひとつとして、日本の「相続 」のしくみがあるような気がします。
日本の相続税のしくみは3代で土地がなくなると言われております。もちろん、当時(1947年)地主さん達が所有していた土地が全てなくなってし まったとは思いませんが、豪農や大地主と言われる人は少なくなり、それに代わって様々な形態の企業や各種法人となっているような・・・。
7/11は参議院の選挙日です。
農業従事の事や相続税についての事も少々気に留めながら選挙に行こうかなと、ふと思いました。
政治的思想やその類の考え、意図はまったくありませんので、気軽にお考えください。