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シカゴ支社コラム 2024/05/06

ポーランドスーパーマーケット

シカゴには多くのポーランド系移民がいます。彼らは、アメリカ社会に溶け込んで生活しているので、普段ポーランド人が多いなと感じることはありません。しかし、空港の案内や銀行のATMの言語選択などで、ポーランド語を度々拝見します。我々の業界ですと、外壁などを取り扱う石関係の業者はほとんどがポーランド系です。一定の住人がいると、その国の方をターゲットにしたスーパーが必ずといっていいほど存在します。本日紹介するのはシカゴ郊外にあるポーランド系スーパーです。
このスーパーの最大のお勧めポイントは、ポーランドからの十分な品質の輸入品がアメリカ製品の半額くらいで購入できることです。アメリカの物価は我々日本人から見ると常軌を逸しており、このポーランド価格は大変重宝します。

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上の写真のお菓子が$1.29(約200円)ですが、こちらで200円というと、スニッカーズ1本すら変えない位の金額です。真ん中の写真は、アメリカ製とポーランド製のシリアルを並べたものですが、分量の差こそあれ価格は1/3です。アメリカ商品のように甘みが強くなく日本人の口に合っていますし、分量が適度なのもありがたいです。また、マヨネーズ、ケチャップ、スープ、紅茶などもポーランド価格で購入できますし、それらの商品の種類の豊富さは、正にヨーロッパレベルです。

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ありがたいのは価格だけではありません。ハムソーセージなどの加工肉は種類が豊富で、味もヨーロッパレベルです。生鮮品や肉類はポーランド価格というわけにはいきませんが、非常に美味です。ヨーロッパの日照時間の短い国々はビタミンD不足を補うために、血の入った加工肉をよく食すようですが、これらのソーセージは個人的にはお勧めです。少しにおいがあるので、日本人には好みが別れるかもしれません。もう一つこのスー パーでありがたいのが、洋菓子です。こちらでも、日系スーパーや、最近では韓国系のCAFÉなどで日本レベルのケーキを食せますが、価格は日本の4倍くらいします。おいしいですが、チーズケーキ一切れ1300円と思うと私の場合食欲も失せます。そんな時にありがたいのが、このスーパーのケーキコーナーです。ヨーロッパのケーキ全般に言えると思いますが日本の洋菓子よりも、味が濃いというか密度が高い感じです。
問題はポーランド語が分からないと何を購入してよいか分からないことです。しかし、大外れすることはまずないので、パッケージを見て直感で購入して問題ないかと思います。