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お役立ちコラム 2020/04/26

家づくりで見た目を左右する「屋根」について

こんにちは、プリンシパルホームです。
家を建てるなら、カッコイイ家であったり自分の好みにあった飽きの来ない外観にしたいと思う人は少なくないと思います。
そんな家を建てる夢がある人なら誰しもが気になる外観ですが、「形」「屋根」「外壁材」の3 つの要素が大きく影響してきます。
今回はその中から「屋根」の中でも「屋根の形」にスポットを当ててお話をさせていただきます。

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代表的な屋根の種類

・切妻屋根(きりづまやね)
・寄棟屋根(よせむねやね)
・片流れ屋根(かたながれやね)
・陸屋根(りくやね又はろくやね)

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切妻屋根

切妻屋根はオーソドックスな屋根の形で、実際に切妻屋根になっている家をよく見かけます。
切妻屋根は代表的な屋根の形となりますが、使い方を間違ってしまうと微妙な外観の家になってしまうんです・・・
窓のバランスと破風と呼ばれる屋根の横の部分をうすく作ることで、切妻屋根の野暮ったさを上手く消すなどの工夫をすると雰囲気が大きく変わってくる屋根です。

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寄棟屋根

屋根が四方に下がっていることで外壁面積が増えることが無く効率的で、家がどのような方角に建っていても対応できるのが寄棟屋根の特徴です。

寄棟屋根は雨が降っても四方に雨が流れて分散していくためゲリラ豪雨でも雨樋が水で溢れることが少なく効果的です。

その一方、雨樋も多くなるので、色や場所には気をつけましょう。

雨樋が変なところに出てきたり、外壁と合わない色の場合は、家の外観は一気に残念な感じになってしまうので注意が必要です。

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片流れ屋根

片流れ屋根の家は昔から人気があり、太陽光発電が普及するにつれてより多く見かけるようになりました。

モダンな住宅にしたい人には、見た目もシャープな片流れ屋根をお勧めします。

また、小屋裏の高さも確保しやすいため「ロフト」や「小屋裏収納」も作りやすいという特徴もあります。

しかし、片流れ屋根の高い部分はかなりの高さになる為、周辺の住宅へ大きな影を落としてしまう可能性があります。

近隣トラブル回避の為にも注意が必要です。

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陸屋根

平らな屋根のことを陸屋根と言い、見た目をキューブ型にしたい場合や、屋上をつくる場合なんかに重宝する屋根です。

しかし平らな屋根の為、排水溝に葉っぱ等が詰まってしまうと水が溜まってプールのようになり雨漏れのリスクが高くなってしまいますので、マメなメンテナンスが可能な間取り計画が必要です。

また、バルコニーのように屋根を作るので、他の屋根をつくるよりも費用が掛かるのも陸屋根の特徴と言えます。

そのため屋根全部でなく、玄関の庇や屋根の一部を陸屋根にするという方法もあるので、家の外観に合わせて上手く使いこなしたい屋根と言えます。

代表的な4 つの屋根についてご紹介させていただきましたが、この他にも沢山の屋根形状が存在します。
建物の形や窓の位置以外にも屋根は、外観を決める大きな要素となりますので参考にしてみてはいかがでしょうか?

(設計担当T)