お役立ちコラム
2020/03/22
設計に関する『60代以上が4割』とは
こんにちは、プリンシパルホームです。
『60代以上が4 割』
設計に関する数字ですが、これが何かご存知でしょうか。
一級建築士の割合
現在建築士事務所に所属する一級建築士の割合です。
近年、若者の建築業離れが加速しており、一級建築士試験の受験者は10 年間で4 割も減少してるデータがあります。
国もそんな状態を打破するべく、昨年より改正建築士法の公布などを行ってまいりました。
そして、いよいよ緩和になった受験資格に基づく建築士試験が今年からスタートします。
改正のポイントは、従来受験資格の要件とされていました実務経験が、免許の登録要件になり受験し易くなったことです。
建築士になるための3つの受験基準
具体的には、
①大学の建築学科等で指定科目を修めて卒業すれば直ちに一級建築士を受験できるようになります。
②二級建築士は直ちに一級建築士を受験できるようになります。
③工業高校等で指定科目を修めて卒業すれば直ちに二級建築士を受験できるようになります。
しかし、受験資格の引下げが行われたとしても決して簡単になったわけではなく、受験生は必死に勉強をし、資格所有者として相応の知識を身につけなくてはいけません。
このことは資格取得後についても、一級・二級関わらず建築士として研鑽が必要で、お客様のお住まいの設計に携わる以上、欠かせないことです。
プリンシパルホームは、これからを担う若い人たちにきっかけになればと中学生職場体験学習のお手伝いをしております。住宅は日々の生活の基盤になるものですから、一人でも多く建築に興味を持っていただき、建築の道を進んで頂ければと思っております。