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シカゴ支社コラム 2024/01/05

プリンシパルホームシカゴ支社・事業紹介

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Principal Home U.S.A. Inc.

我々はシカゴ市の南部で、Woodlawn, Washington Height, Chatham, South Shoreなど と呼ばれているエリアをターゲットに不動産事業を行っております。シカゴ市の南部は、以前は非常に治安が悪かったようで、決して訪れてはならない所と今でも認識されている方々が多数いらっしゃいます。このエリアには世界的に有名なシカゴ大学もありますし、イリノイ工科大学などの名門校もございます。最近はオバマライブラリーの建設も始まっており、街は大きく変わり始めております。 “変わりゆく街にチャンスあり”不動産業界の格言です。

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築100年の建物が並ぶ街並み

不動産会社としては、世界的な都市で中心地から10KM圏内でまだたくさんの空地があることは注目に値します。世界中どこを見渡してもそんな都市はございません。また、アメリカの大都市は東京などのアジアの都市に比べてまだ中小企業が入り込むスペースがあるかと思います。しかし、最近はニューヨークなどの一部の大都市は中小企業の資金でビジネスが行えるレベルではなくなってきております。彼らはシカゴ、クリーブランド、インディアナポリスなどの中西部をターゲットに移り始めております。我々以外にもシカゴの外からシカゴ南部を狙っている企業は数多くあります。

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空き地が多数

このエリアの住人の大多数はアフリカ系アメリカ人の方ですが、最近は少しずつデモグラフィーに変化がございます。メキシコ系の方やインド系を含めたアジア系の人口も上昇傾向にあります。人が動き始めると当然不動産市場は活性化します。この地域には、たくさんの築100年以上の長年放置されてきた住宅がたくさんあります。古き良きアメリカの街並みが残っておりますが、それらの空き家は治安の悪化を招きます。しかし、ここ数年は人口が増えており、住宅の需要は確実に増えてきています。我々は、不動産会社としてこの街を活かして何かビジネスをできないか検討を重ねてまいりました。
写真:シカゴ大学

我々は手始めにこのような古い建物を買い取ってそれを修繕して売却するというビジネスから事業を行うことにいたしました。

当社が修繕中の建物

まだ修繕の最中ですが、このような物件を修繕したのち販売していく予定です。今後はこの地域で古い物件を買い取って、そのあとも所有し続ける不動産オーナーとしてのビジネス。まだ空地がたくさんありますので、新築戸建てビジネスにも参入していく予定です。
写真:プリンシパルホームUSA保有物件(2024年3月修繕中)