「屋根」について その2
2020年5月18日 8:00 PM | カテゴリー: ワンポイントアドバイス | 投稿者: プリンシパルホーム
その1の続きです。
家を建てるなら、カッコイイ家であったり自分の好みにあった飽きの来ない外観にしたいと思う人は少なくないと思います。
そんな家を建てる夢がある人なら誰しもが気になる外観ですが、「形」「屋根」「外壁材」の3 つの要素が大きく影響してきます。
今回はその中から「屋根」の中でも「屋根の形」にスポットを当ててお話をさせていただきます。
代表的な屋根の種類
・切妻屋根(きりづまやね)
・寄棟屋根(よせむねやね)
・片流れ屋根(かたながれやね)
・陸屋根(りくやね又はろくやね)
【片流れ屋根】
片流れ屋根の家は昔から人気があり、太陽光発電が普及するにつれてより多く見かけるようになりました。
モダンな住宅にしたい人には、見た目もシャープな片流れ屋根をお勧めします。
また、小屋裏の高さも確保しやすいため「ロフト」や「小屋裏収納」も作りやすいという特徴もあります。
しかし、片流れ屋根の高い部分はかなりの高さになる為、周辺の住宅へ大きな影を落としてしまう可能性があります。
近隣トラブル回避の為にも注意が必要です。
【陸屋根】
平らな屋根のことを陸屋根と言い、見た目をキューブ型にしたい場合や、屋上をつくる場合なんかに重宝する屋根です。
しかし平らな屋根の為、排水溝に葉っぱ等が詰まってしまうと水が溜まってプールのようになり雨漏れのリスクが高くなってしまいますので、マメなメンテナンスが可能な間取り計画が必要です。
また、バルコニーのように屋根を作るので、他の屋根をつくるよりも費用が掛かるのも陸屋根の特徴と言えます。
そのため屋根全部でなく、玄関の庇や屋根の一部を陸屋根にするという方法もあるので、家の外観に合わせて上手く使いこなしたい屋根と言えます。
代表的な4 つの屋根についてご紹介させていただきましたが、この他にも沢山の屋根形状が存在します。
建物の形や窓の位置以外にも屋根は、外観を決める大きな要素となりますので参考にしてみてはいかがでしょうか?